確定申告会場で出会った虚ろな文字たち

確定申告をしてきた。年貢のシステムなど季節が1周してしまうとすっかり頭からは消え失せるので、税務署の申告会場で係のおっちゃんと相談しながらそのまま申告するのが常だ。天気も良いので今日の内に申告しに行こう。なんてことは皆が思うようで、「蛇の道」かと思うくらいウネウネと長い列ができていた。僕も少しずつその列に飲み込まれていく。

「蛇の道」の中腹くらいまで進んだ頃だろうか。あるものが目に入った。小学生によって書かれた書道の作品である。字を書くのがヘタクソな僕とは比べ物にならない整った文字が10作品くらい壁に貼られているのだった。しかし、書かれている文字からは強烈な違和感が放たれている。

「確定申告」

「納税」

「大切な税」

分かっている。僕たちの収める税金は、インフラを整えたり、社会保障や安全保障など国として頑張っていくために必用なお金だ。自分を含めた全ての国民が何ならかの形で恩恵を受けているのだ。分かってはいても気色悪さを感じてしまう。明らかに子どもが選びとったわけではない文字たち。恐らく意味も分からず書かれている文字たち。大人の意図が和紙の裏側に、ギットリこびり付いた文字たち。とっても虚ろな文字だった。

「節税対策」

とかもあればいくらか救われた思いにはなっただろうか。

合わせてどうぞm(__)m

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