iOS9.3がやっとリリースとなり、噂通り「メモアプリ」にロックをかけることが可能になりました。一通り試してみましたので、メモアプリをロックする方法とロックを解除する方法、注意点も合わせて書いておきます。説明用の画像はiPad Air 2を使用しています。
iPhone/iPadのメモアプリをロックする方法
ロックしたいメモを開いて「共有メニュー」をタップします。
次に、「メモをロック」をタップ。
「パスワード」、「確認」でもう一度パスワード、ヒントを入力して「完了」をタップ。
メモ用のパスワード設定は始めの1回だけです。
メモの右上にロックボタン(南京錠)が現れるのでタップしましょう。
「このメモはロックされています。」の表示となり、ロックが完了しました。
ロックしたメモアプリを解除して見れるようにする方法
続いて、ロックを解除する方法です。ロックされているメモの「メモを表示」をタップします。
Touch ID(指紋認証)か、上で設定したパスワードの入力でロックを解除できます。
Touch IDの場合はそのままホームボタンで指紋を認証させるとロックが解除されます。
パスワードを使う場合は「パスワードを入力」をタップ。
パスワードを入力し、「OK」をタップするとメモが表示されます。
個別のメモをロックするわけではないようだね
複数個のメモにロックを設定してみて気がついたのですが、個々のメモページに対してロック・解除というわけではありませんね。
ロックしているメモを全て解除するか、または再び全てロックするかです。
例えば5つのメモに対してロック設定をしているとします。この状態でロックボタンをタップすると、
設定済みのメモが全てロックされます。
メモアプリロックはなかなか素敵だが油断は禁物だぞw
メモアプリがロックできるようになったことで、端末とアプリの2重で保護してるわけですが、当然、何でも重要な情報を入れてもいいという訳ではありませんぞ。
ロックしてても削除可能だぞ!
メモアプリをロックしていてもメモ自体の削除は可能となっています。メモのリストをスライドして「削除」をタップすると消えちゃいます。
もし、意図せず削除してしまった場合は「<」から「最近削除した項目」に入っていますので、必要なら元に戻しましょう。
ロックしてても微妙にバレるからな!
例えばアナタは「いぼ痔」に悩まされており、ひたむきに「いぼ痔の治療法」をメモしてたとしたら。バレるぜww
ロックしていても事実上ロックできてないので気をつけましょう。
どうやら1行目がタイトル代わりに表示される仕様なので、カモフラージュしておきなさい。
これで、ロック時にふと覗き見られた時でも「あぁ、詩が好きな人なんだ。イボンヌの」と一安心(?)です。
ありそうでなかったメモのロック機能がiOS9.3でやっと搭載されました。Appleさんありがとうねぇ。
注:僕はいぼ痔じゃないよw
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